カルチャー

シリーズ累計310万部の『しましまぐるぐる』が仕掛け絵本に 赤ちゃんも思わず泣き止む(?)配色とデザイン

表紙
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 赤ちゃんが泣くときは、お腹がすいているとかオムツを換えてほしいとか、抱っこしてほしいなどいろんなことが考えられる。でも時にはいろいろ試したけれどなかなか泣き止まないということも。そんな時、多くのママたちが試しているのが絵本『しましまぐるぐる』だ。

 赤ちゃんが注目する黒を中心に、生後6カ月未満でも見やすいコントラストの強い配色にデザインした、かわいくてカラフルな絵本。双子のママだった編集者が「赤ちゃんに泣き止んでもらいたいと願うママたちを絵本で助けたい」と考え、生み出した。まだ視力が発達していない赤ちゃんでも、目と口がある“かお”や、“しましま”柄・“ぐるぐる”柄などの繰り返しの模様には注目するといわれ、「赤ちゃんが泣きやんだ!」という声がたくさん寄せられているという。『しましまぐるぐる』をはじめとする「いっしょにあそぼ」シリーズは、累計310万部を突破し、100万人を超える赤ちゃんを笑顔にしたベストセラー絵本となっている。

『いっしょにあそぼ しましまぐるぐるめくってぱ!』

めくると、ぐるぐる模様から、顔が「ばあ!」
めくると、ぐるぐる模様から、顔が「ばあ!」

 そんな「しましまぐるぐる」シリーズに、めくって遊べる仕掛け絵本『いっしょにあそぼ しましまぐるぐるめくってぱ!』(Gakken、絵:かしわらあきお、税込み1320円)が登場した。視力が未発達の赤ちゃんでも目を引く、コントラストの強い配色と“かお”がいっぱいの「しましまぐるぐる」の世界観で、ダイナミックな絵の変化が楽しめる。オノマトペを楽しみ、仕掛けの変化を予想することが、想像力を育むことにつながるという。1歳~1歳半のお子様におすすめの一冊で、読み聞かせをすることで、親子のコミュニケーションのきっかけにもなりそう。

『しましまぐるぐるたいそう』も同時発売

 また、「しましまぐるぐる」から生まれた体操絵本『いっしょにあそぼ しましまぐるぐるたいそう』(同)も同時発売。元オリンピック選手で、現在はオノマトペ体操を提唱する若吉浩二氏監修。“しましま”や“ぐるぐる”などのオノマトペに合わせて楽しく体を動かすうちに、転ばないバランス感覚や、リズム感、タイミングの理解など、運動に大切な力が自然と身に付く。二次元コードを読み込むと、オリジナルソングの実写・アニメーション動画が2本視聴できる。実写動画には、パパママにも大人気の体操マスター、よしお兄さんが出演。元気な声かけで、実際に体操してみたい時に楽しく体を動かせそうだ。