産業医同士の情報交換などを目的にした「日本産業医連盟」(東京都渋谷区、高橋雅彦代表理事)がこのほど発足した。産業医への情報提供、交流機会を通して、産業医の能力を高め、労働者の健全な職場環境の構築に貢献していくという。
産業医は個人事業主が中心。学会参加のほかに、気軽に意見交換や学び合いができる「産業医の友人」を増やすことが必要との認識から、連盟設立に至ったという。
産業医の仕事は、休職・復職判定のタイミングなど、机上の知識だけでは対応できない難しい課題が日々発生している。このため連盟では、産業医学に関する情報の収集・共有や産業保健全般にわたる講師の育成、産業医相互による勉強会・研修会の開催などに取り組んでいく、としている。
連盟は「賛助会員」を募集している。詳細は日本産業医連盟特設サイト。