小笠原敏晶記念財団(東京都港区)は「文化・芸術分野」活動への助成を希望する文化・芸術関係の個人・団体を募集している。締め切り日は2023年10月31日。
文化・芸術調査・研究などへの助成5000万円(1件30万~300万円)、現代美術の翻訳助成1000万円(1件30万~200万円)、交流助成500万円(1件上限50万円)、渡航・旅費等の助成1000万円(1件上限50万円)の総額7500万円を助成する。
小笠原敏晶記念財団は科学技術の振興を目的に1986年9月創設。創設者はファスナー製造会社ニフコ創業者の故小笠原敏晶さん。科学技術分野や国際交流活動への助成を中心に、22年度までの助成件数は累計で1763件、助成総額は35億125万円に上る。2020年から、現代美術分野におけるクリエイティブな挑戦者への助成などを通じて健全で豊かな社会づくりへの貢献を目指して、文化・芸術分野への助成を始めた。
助成申し込みなどの詳細は同財団ホームページ。