カルチャー

きもの生地の服をオーダーメードで 新潟市文化財・旧小澤家住宅で「MIYOKO洋服展3」

20231208MIYOKO3

 日本各地のつむぎをはじめ、綿織物の代表ともいわれる久留米がすりで作る服をオーダーメードで――。きもの生地の素材の素晴らしさを洋服に生かして受注生産するMIYOKO氏の洋服展「MIYOKO洋服展3」が、12月8日(金)・9日(土)・10日(日)に開催される。場所は新潟市文化財の旧小澤家住宅・藤の間(新潟市)で、時間は10時~16時45分(最終入場16時30分)。受注会も同時開催する。

 大嶋屋呉服店(新潟県五泉市)の女将であるMIYOKO氏は、洋服の世界で学び、現在は呉服屋の女将(おかみ)として、自由な発想できもの生地のオーダーメード服を制作。軽くてまるで包まれているかのような着心地の良い素材と、着る人の目的に合わせて何度でも着たくなる飽きないデザインで洋服の制作をしている。シンプルで優しいデザインが基本で、希望によっては作りたいデザインの写真やサンプルを持参してもらい、生地にあわせたデザインを導き出すこともある。

 3回目となる個展では、過去の作品と今回のために製作した新作も紹介する。旧小澤家住宅の入館料は、一般200円、小・中学生100円。12月9・10日は小・中学生入場無料。