カルチャー

ジブリアニメ『耳をすませば』背景画の井上直久氏個展  銀座三越 本館7階ギャラリーで12月20日から25日まで

 スタジオジブリアニメ『耳をすませば』背景画を手掛けた画家・井上直久氏の個展「イバラードの世界 井上直久絵画展」(アートスペース・東京)が、12月20日(水)から25日(月)まで銀座三越 本館7階ギャラリーで開催される。

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「わが心の里を描く」アクリル

 心の中にある風景を「イバラード」と名付けた画家、井上直久氏。その世界を舞台とした画集や絵本を刊行し、スタジオジブリ制作アニメ『耳をすませば』の挿話「バロンのくれた物語」で井上氏の世界観が紹介され話題になった。また、井上氏原作の短編アニメ「星をかった日」を宮崎駿監督が制作、三鷹の森ジブリ美術館の「土星座」で上映され、国内だけでなくパリやニューヨークでも個展を開催し、人気を博している。

 今回の個展では、最新作の原画や版画を一堂に展示販売する。会期中毎日13時~17時には井上氏の来場もあり、購入した展示作品には直接サインする。会期中、不定期で開催するライブペインティングで、目の前で「イバラード」の世界が創られる過程も見られる。12月22日(金)~12月24日(日)は10時から20時30分まで営業。最終日25日(月)の展覧会は17時終了。

「不思議なプレゼント」版画
「不思議なプレゼント」版画