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ウクライナの子ども力士を「わんぱく相撲全国大会」に招待 子どもたちを応援するクラウドファンディングも実施中

 

 相撲を通じて、戦禍の中で夢を目指して努力を続けるウクライナの子どもたちを応援しよう。

 去る3月8日にウクライナ政府青年・スポーツ省の協力のもと、「わんぱく相撲大会ウクライナ大会2024」が行われた。

 そしてウクライナ現地で子どもたちに直接支援を行うウスミシュカ(高松市)は、この大会の優勝者およびそれに準ずる、ウクライナの10歳~12歳の子ども力士3人を、同伴者3人とともに日本に招待することを決定した。 8月4日に東京・両国国技館で行われる小学生を対象とした「第39回わんぱく相撲全国大会」に出場してもらうためだ。

 「わんぱく相撲」とは、小学生対象では最大規模の相撲大会。小学4年生から6年生が参加して、日本国内200地区の予選大会から勝ち上がり、東京・両国国技館で決勝にあたる全国大会が開かれるの。これまで38回開催され、過去に海外からもモンゴルなどの参加があった。

 今回の招待の日程は、8月1日に日本着。4日に「第39回わんぱく相撲全国大会」へ出場し、6日に帰国。その間、前後して日本の子どもたちとの平和をテーマにした激励会開催や、相撲部屋訪問など日本との交流を図る行事も組まれている。

 なお、ウスミシュカは、招待する子どもたちをサポートするためにウスミシュカホームページでクラウドファンディングを行っている。