カルチャー

高校ダンス選手権で“漢字二文字”を審査 日本漢字能力検定協会が新設の特別賞に協力

前回第11回大会の様子

 

 日本漢字能力検定協会(京都市)は、2024年8月の「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP(DCC、第12回全国高等学校ダンス部選手権)」で、“漢字二文字”の作品テーマについて審査に協力すると発表した。

 DCCは、エイベックス・アライアンス&パートナーズ(東京都港区)が2013年から開催。「ダンス技術のみを競い合うのではなく、漢字二文字のテーマをいかにダンスで表現するか」という審査基準があり、「日本漢字能力検定」を主催し「今年の漢字」などのイベントでも知られる同協会が、今回から審査に協力することになったという。

 協会が審査するのは、決勝大会(8月20日)で通常のダンス審査とは別に、漢字への理解や独創性・表現力といった観点を評価基準とした新設の特別賞「ベストストーリーテリング賞」。山崎信夫・代表理事ら同協会関係者が審査する。

 前回の大会では「鎮魂(タイタニック)」をテーマにした高校が優勝。準優勝は「慟哭(どうこく)」、3位は「雪解(ゆきどけ)」だった。