新築の建物でも古い建物でも、空間や要素に新たなデザインを施すことで場の個性を作り出し、新たな付加価値を生み出すことができる。そんなインテリアデザイナーたちの仕事を紹介する「OIRONAOSHI展 ~あらゆるスペースを お色直しいたします なんなりと~」が、11月11日(月)~12月27日(金)の約2カ月間、東京・飯田橋の日建設計東京ビルで開催される。日建設計(東京)が主催、日建スペースデザイングループが企画。
日建設計は、1900年の創業以来、建築・土木の設計監理、都市デザインとそれに関連する調査・企画・コンサルティング業務を手掛けてきた。より高品質なデザイン提案に向けて2024年4月1日付で、グループ会社である日建スペースデザインと合併。同展では、インテリアデザインを主軸ビジネスとしてきた日建スペースデザインのさまざまな用途のインテリアデザイン、プロダクトデザインなど幅広い実績を、実物や竣工動画で展示し、日建設計の新たな一面を紹介する。
通りからもガラス越しに内部が良く見える日建設計東京本社ビル1階は、通常、プロジェクトや新ソリューションのギャラリー展示を行っている。「OIRONAOSHI展」期間中は、普段のオフィス空間をスペースデザイングループがお色直し。2階までの空間をギャラリーとして開放する。
洗練されたデザインの家具や水栓金具、空間を彩るアート、真に効率的な執務空間、そしてコミュニケーションや活気を生むパブリック空間・・・。同展では、小さなモノから大きな空間まで、空間を捉え直す「お色直し」で生まれたいくつものプロジェクトを、その発想のプロセスとともに見ることができる。開催時間は期間中の9時~17時。土日祝日は閉館。