冬のリゾートの見所は、やはりイルミネーション。高知県のリゾートホテル「メルキュール高知土佐リゾート&スパ」(アコー・東京)では、高知県芸西村で毎年開催されるイルミネーションイベント「竹灯(あか)りの宵」(竹あかり実行委員会主催)を12月1日(月)~2026年1月12日(月・祝)までホテルの敷地内で開催する。竹灯りの優しい光とともに、体もあたたまる地酒や地元ならではのグルメを堪能できる。時間は17時~22時。鑑賞無料(鑑賞のみの日帰り利用も可能)。
四国山脈を背に土佐湾の眺望を楽しめるオールインクルーシブのリゾート。地域資源の竹を活用し、地元の協力を得て作られる約100基の竹灯りのオブジェが、温泉露天風呂やプールサイドをやわらかな明かりで包み込み、幻想的な空間を演出する。また、竹あかり鑑賞のお供として、昔ながらの伝統的な製法で作られる黒糖「白玉糖」を使ったみたらし団子や、県内12の酒蔵から厳選した日本酒なども用意。寒い冬でもほっとするような、地元ならではの味覚を楽しめる。
芸西村は、竹を骨組みに使った和紙張りのビニールハウス園芸が盛んだった地域だが、現在は骨組みのスチール化が進み、竹の需要減少とともに、適切に管理されない竹林の増加など「竹害」が課題となっている。2022年3月末の時点で全国の竹林面積は約17.5万ヘクタールで、そのうち3分の2程度を放置竹林が占めるといわれており、全国的にも問題が拡大しているという。
芸西村で毎年開催される1日限定イベント「琴ヶ浜 竹灯りの宵」では、地元の「灯り人」たちが竹林の伐採から加工まで手作業で竹あかりを作り上げている。










