ヤマハは、最新の技術で構成したヘッドホン「YH-5000SE」を、12月下旬に発売する。薄膜フィルムを平面駆動する独自ドライバーなどによって高品位な音質を追求し、リアルな音楽体験が楽しめる。価格は49万5,000円(税込み)で、12月9日に予約受付を開始の予定。
オルソダイナミックと呼ぶ独自のドライバーは、薄膜フィルムに金属コイルをエッチングした振動板を平面駆動するもので、大幅な軽量化で優れた応答性を確保。空気の流れを調整するエアダンパーやフィルターで、音の密度、躍動感や広がりの再現を高めている。
軽量マグネシウムのフレームとステンレス製ヘッドバンドによる本体、立体縫製のヘッドバンドなどで、軽量で安定感があり、圧迫感を抑えた装着で長時間リスニングも快適。イヤーパッドはレザーとスエード調の2種類の仕上げが付属する。また、高品位導体を採用したケーブルも一般的なアンバランスとノイズの低減が図れるバランス接続の2タイプ、ほかに専用ヘッドホンスタンドが付属する。製造はドライバーの生産から全体の組み立てまでの全工程を国内自社工場で、熟練の職人の手によって行われる。