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ブラッド・ピッド、厄よけ体験に感動「涙目になってしまった」 映画『ブレット・トレイン』を引っ提げ、3年ぶり14回目の来日

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 映画『ブレット・トレイン』厄よけイベントが22日、東京都内の高野山東京別院で行われ、来日中のブラッド・ピット、アーロン・テイラー・ジョンソン、デビッド・リーチ監督、監督の妻でプロデューサーのケリー・マコーミック氏が出席した。

 本作は、伊坂幸太郎氏のベストセラー小説『マリアビートル』を、『デッドプール2』のリーチ監督がハリウッド映画化。

 ピット演じる“世界一運の悪い殺し屋”レディバグは、ブリーフケースを奪うよう指令を受け、気合たっぷりに「東京発・京都行」の超高速列車に乗り込むが、それは彼にとって人生最悪な120分間の始まりだったというストーリー。

 この日は、劇中で運が悪い殺し屋を演じ、自身も今年“前厄”のピットが災厄を払うべく、本堂で祈願した。

 3年ぶり14回目の来日を果たしたピットは、厄よけの感想を問われると、「とにかくびっくりしています。私が演じるレディバグは、ツキのない男なので『厄よけをやったら楽しいんじゃないかな?』と、実は軽い気持ちで臨んだんです。でも実際体験をしてみると、本当に全てが美しい体験でした」と感激した様子。

 「お坊さんたちも本当にすてきで、ちょっと涙目になってしまいました。こういう体験をさせていただいて本当に感謝しております」と笑顔を見せた。

 また、「日本という国自体が美しい。文化も美しい」と熱く語り、「ファンの皆さんに心を込めて『ドウモアリガトウ』と申し上げたいです」と日本語を交えてあいさつした。

 初来日となったジョンソンも、厄払いについて、「本当に圧倒された感じ。素晴らしい体験になりました」と語り、「この映画のおかげで日本に来られたことを光栄に思うし、皆さんと今夜、こういう時間を共有できたことがとてもうれしいです」と語った。

 リーチ監督は「素晴らしいセレモニーで感動しました。日本の文化、精神というものが大好きです」とコメント。

 マコーミック氏も「ツアーの最終地点である日本で素晴らしい体験をさせていただきました」と語った。

 映画は9月1日から公開。