山崎育三郎が主演するドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)の最終話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
ASD(自閉スペクトラム症)の少女・丸山優実(加藤柚凪)は、ある理由から、亡き母に会えると信じて家を飛び出し、遊園地に向かっていたところを保護される。
優実の父・浩之(三浦貴大)は、児童精神科医の佐山卓(山崎)に、なぜ優実が遊園地で母に会えると思ったのか心当たりはないと話すが、佐山は、かつて自分が母を亡くした頃に、叔母のりえ(風吹ジュン)と交わした会話の記憶から、優実に母の死をきちんと伝えるべきだと浩之を諭す。
一方、過去の出来事から確執を抱えていた佐山の父・高志(小日向文世)が突然、佐山を訪ねてクリニックにやって来る。そして、高志が営む総合病院へ佐山を迎え入れる計画の返事を迫る。
放送終了後、SNS上には、「最終回、めちゃめちゃ泣いた。たくさん考えさせられるドラマだった」「『あなたには、あなたにしかないものがある』という最後のメッセージが刺さった。すてきなドラマに巡り合えたなと思う」「最終回になって悲しい。原作でいい話がたくさんあるから、シーズン2もやってほしい」などの感想が投稿された。
また、遊園地のベンチで、浩之が優実と弟の陽太郎(加藤矢紘)に、「お化け屋敷にママはいないよ。ママはもうどこにもいないんだ。ママは死んじゃったから、死んだらもう帰って来ないんだ」と伝える場面にも反響が集まった。
「遊園地のベンチで3人で泣いているシーンは号泣した。子どもに親の死を伝える難しさを感じた」「優実が『ママは死んだから、どこにもいません。もう会えません。お外では大きい声で泣きません』と言いながら耳をふさいで泣く姿に泣いた」「母の死を説明するシーンはボロ泣き。その後、優実が弟の頭をポンポンとなでたときは良かったと思った」といった声が寄せられた。