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こまつ座第146回公演 井上ひさし「きらめく星座」を上演

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 井上ひさしの戯曲を上演している、こまつ座(東京)は、第146回公演として「きらめく星座」を4月8日~4月23日の期間、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。

 刻一刻と暗い時代に突入する中、求められるのは「軍国歌謡」か「敵性音楽」か──「きらめく星座」は太平洋戦争前年からの1年間を描いた井上音楽劇の代表作だ。

 昭和15年の東京浅草の小さなレコード店「オデオン堂」に4人の家族と、無類の音楽好きの間借り人ふたりが暮らしていたが、陸軍に入隊していた長男が脱走したことにより、突如として非国民の家になる。しかし、長女が傷痍軍人と結婚することによって一転「美談の家」になるが──。

 数々の演劇賞に輝いてきた井上ひさしの私戯曲的作品が、きら星のごとく集まった俳優と栗山民也の演出でよみがえる。

 入場料は8800円(全席指定、税込み)、U-30(観劇時30歳以下)6600円、高校生以下2000円(数量限定、こまつ座のみ取り扱い)。

 問い合わせは、こまつ座(03-3862-5941)まで。前売りチケットは、こまつ座オンラインチケットから。

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