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古田新太「絶対に俺からこんなの生まれない」 息子役・宮沢氷魚と歌舞伎町のブルーカーペットに登場

 「東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー」が13日、東京都内で行われ、ゲストとして窪田正孝、石橋静河、古田新太、宮沢氷魚ほかが登壇した。

 ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階、約225メートルの超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」が14日に開業する。

 この日は、同所で公演を予定しているゲスト陣が鮮やかなブルーカーペットに登場し、公演への意気込みなどを語った。

 窪田と石橋は、同施設の新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として、5月6日から上演される「舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド」に出演する。

 窪田は「日本のアニメは世界に誇れるカルチャー。世界的にも人気のある庵野(秀明)さんのエヴァを舞台化するのはすごく大きな挑戦だし、ある種、手を出してはいけないものに手を出したなと自負しています」とコメント。

 その上で、「デジタルが普及した今、演劇というアナログな中で、人間が有機的にどれだけ体を使って表現できるかということにこの座組で挑んでいるので、ぜひそこにフォーカスして見ていただけたら」とアピールした。

 古田と宮沢は、6月5日から上演される舞台「パラサイト」に出演する。韓国映画『パラサイト 半地下の家族』を舞台化した本作で、古田は映画でソン・ガンホが演じた父親役を演じる。

 司会者から「日本のソン・ガンホ」と呼ばれると、「『日本のソン・ガンホ』ってよく言われるけど、あいつの方が1個下だから。あいつが“韓国の古田新太”だから」と言い放って笑いを誘った。

 今回のストーリーは、1990年代の関西に舞台を移して展開する。一家の長男を演じる宮沢は「僕は今回、関西弁に初挑戦するので、今、相当頑張っています。ただ共演者の半分ぐらいが関西出身の方々。皆さんに助けてもらいながらやりたいです」と笑顔を見せた。

 そんな息子役の宮沢を眺めながら、古田は「絶対に俺からこんなの生まれないからね。俺と(妻役の)江口のりこからは絶対に生まれない」と断言。これに宮沢は「いや、突然変異や隔世遺伝とかもありますから…」と応じて会場を沸かせた。