映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』初日舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、出演者の北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と英勉監督が登壇した。
2021年に公開された『東京リベンジャーズ』の続編となる本作は、原作で人気の「血のハロウィン編」を前後編2部作で映画化したもの。
主演の北村は、観客に向けて「どうでした?」と質問。盛大な拍手を送られると、「後編も早く見たいですよね? その気持ち分かります。僕らも後編を見るまで1カ月ぐらい待ったので。出ていた僕らでさえそう思える。それぐらい自信の持てる作品です」とアピールした。
撮影時の思い出を語る中で、「ちょっと裏話なのですが…」と切り出した吉沢は「決戦で出てくるのですが、僕が上裸になるシーンがある。(肉体を)出すためにめっちゃ鍛えてたんですよ。そうしたら郷敦が僕のところにスッと来て『吉沢さん、甘い物食った方がいいですよ』って。こいつ、めっちゃいいやつだなって」とエピソード披露。
眞栄田が「撮影前に、めちゃめちゃパンプアップしていたので、『ご飯食べました?』と聞いたら『食べてないです』と。『腹の中に入れた方がいいですよ』って」とやり取りの内容を明かすと、吉沢は「丁寧に教えてくれてありがとう」とにっこり。「お尻の筋肉を柔らかくしといた方がいいっすよ」と眞栄田の口調をまねて再現し、会場を沸かせた。
最後に北村は「『1』が始まったときは、まさか『2』までできるとは思っていなかった。僕の仲間たちは、本当に誇りに思うぐらい、常に第一線を張っている人たち。スケジュールの調整が大変な中、今このタイミングで集まって、これだけ盛り上がれる作品を作れたことは本当に運命だと思っています」とコメント。
続けて、「最初に掲げた『僕らの世代の代表作を作ろう』『過去にあった『クローズ』という作品を超えるぐらい熱量の高いものを作ろう』といった思いを、まさに『1』そして『2』の前編後編で体現できていると断言できるし、この先もずっとずっと続いていく役者人生の中で、本当にかけがえのない出会いができたと思っています」と語った。