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林一敬、舞台初主演に「思い出に残る舞台にしたい」 陰陽師を独自の視点で描く「Arcana Shadow」に挑む

 舞台「Arcana Shadow」取材会が、先日、東京都内で行われ、出演者の林一敬(ジャニーズJr.)、松島勇之介、作・演出の西田大輔氏が出席した。

 本作は、平安時代に活躍されたとされる陰陽師・蘆屋道満(あしや・どうまん)を新たな視点で描くオリジナル作品。

 道満を演じる林は「陰陽師という初めて挑戦する役どころなので、新しい自分を見ていただきたいと思います。ここからお稽古でどう作っていくのか楽しみです」と語った。

 安倍晴明役の松島は「見どころが盛りだくさんです。西田さんが作る陰陽師の話がどんなものになるのか、そしてそこに参加する僕はどう生き抜くのか。ワクワクしながら劇場までお越しください」とアピールした。

 本作は林にとって初主演舞台となるが、「少し前に(公式プロフィールの将来の夢という欄を)『主演舞台をやる』と変えたのですが、それが実現できて本当にうれしいです。思い出に残る舞台にしたいと思います」と語った。

 また、本作のテーマである「祈り」について、西田は「『祈る』ということは何もない時代からあり、今、テクノロジーの時代になっても変わらずにあります。それって、結局は、人は形のないものを思うということなのかなと感じました」と説明。

 続けて、「陰陽師という題材は日本にしかない面白い素材なので、『祈り』と『陰陽師』を掛け合わせたら面白いのではないかと思ったのが始まりです」と明かした。

 アクションシーンも見どころで、「今回は、戦わない人がいない。全総力戦です。陰陽師たちの戦いなので、さまざまな武器も使えますし、呪術も使えるので、無限に広がる面白さがある。きっとワクワクしていただけると思います」と自信をのぞかせた。

 舞台「Arcana Shadow」は、7月1日~9日に都内・サンシャイン劇場で上演。