舞台「隅田川ヤングロード物語2 ~嗚呼!青春はマサラの香り!~」公開ゲネプロおよび取材会が25日、東京都内で行われ、出演者のふぉ~ゆ~の福田悠太と辰巳雄大と越岡裕貴と松崎祐介、三倉佳奈、ゴールデンボンバーの喜矢武豊、演出の小林顕作が登壇した。
本作は、2018年に人気小説を舞台化した「放課後の厨房男子」以降続く、ふぉ~ゆ~主演、小林が演出を務めるシリーズの第6弾。2022年に上演されたオリジナル作品「隅田川ヤングロード物語 ~嗚呼!そりゃあいけねえぜ!~」の続編となる。
公開ゲネプロを終えた感想を聞かれると福田は「最高傑作です」と胸を張る。辰巳も「1を超える最高傑作がまた生まれました」と笑顔を見せた。
越岡は「皆さんに何も考えずに笑ってもらうことで、尺が伸びるんじゃないか。皆さんの寿命が伸びるんじゃないかなと思います」とコメント。犬に扮(ふん)した松崎は「わんわわわわわん」と犬の鳴き声で話すと辰巳が「早くみんなに見てもらいたいと言っています」と通訳して会場を盛り上げた。
また、初参加なる喜矢武は「こんなに長い歴史のあるやつらのやつをやらせていただいて、光栄ですが、喜矢武豊という人間が関わったことによって、数倍もパワーアップしちゃったので、これからいないことが考えられなくなってしまったなと申し訳ない気持ちになっています。喜矢武豊の力でここまできました」と自信満々に語って笑わせた。
一方、三倉は「今回、女性一人なんですが、男子たちが小学生みたいな人しかいないので、子どもが十何人増えたようで、母親のような保母さんのような気持ちで稽古をしていました」と稽古場の様子を明かした。
アドリブが止まらず、上演を重ねるごとに上演時間が伸びていったことから「劇団尺伸ばし」の通称も付いているふぉ~ゆ~。その名前の由来について、福田は「お客さまに笑っていただいて、健康になってもらう。健康になると寿命が伸びる。人生の尺が伸びるという意味で、『劇団尺伸ばし』と名乗らせていただいています」と説明した。
とはいえ、今回の公演でも尺が伸びることが予想され、辰巳が「まあまあ伸びるんじゃないですかね。尺伸ばしのエースがいっぱいいるので」と話すと、三倉も「千秋楽では今の原型をとどめていないと思います」と笑っていた。
舞台は、2月4日(日)まで都内・サンシャイン劇場ほか、広島、名古屋、大阪にて上演。