エンタメ

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」「當真あみのバイオリンがすごい」「柄本明が素晴らしかった」

 西島秀俊が主演する日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(TBS系)の第8話が、3日に放送された。

 本作は、“ある事件”で家族も音楽も失った父親と、そんな父を拒絶し、音楽を嫌う娘が、地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていく様子を描くヒューマンドラマ。(*以下、ネタバレあり)

 響(芦田愛菜)は天音(當真あみ)を心配し、大輝(宮沢氷魚)に付き添ってもらいながら彼女の家を訪ねる。しかし、玄関先で応対した父親の白石(淵上泰史)に一蹴される。そんな中、天音のことが気になっていた海(大西利空)は、ある行動を起こす。

 一方、俊平(西島)は、招待されていた母校の創立記念イベントへの出席を決めた。四国・高松の実家に帰るのは、家出して以来30年ぶり。そして俊平が父・行彦(柄本明)に勘当された理由が明らかになる。

 放送終了後、SNS上には、天音を演じる當真についての、「當真あみのバイオリンがすごい」「最後の當真ちゃんのバイオリンでみんなが目に涙ためてるのはマジ泣きだよね」「ラストまじで鳥肌がたった。當真あみちゃんの演技、すご過ぎる」「指揮者志望の女子高生、天音さん=當真さんが新世界へ飛び出しました。そうさせたのは音楽でした。そして今日のテーマ音楽ドボルザークの交響曲第9番『新世界より』を聴きながら若き日の情熱がよみがえりました」といったコメントがあふれた。

 また、俊平の父を演じた柄本についても、「頑固おやじ柄本明の迫力がすごい。不器用な雪解けシーンに涙」「柄本明さんのあの複雑な年老いた父親の顔。勘当してからの30年がしっっかり刻まれていて涙が出た」「柄本明さん、短いシーンと少ないせりふでもこちらの心をぐっとつかんでくるのさすが。『しっかりやれー』でグワッと涙が出て、最後に手を振り合う表情にニッコリしてしまった。いいシーンだったな」「俊平さんのお父さん、本当は息子の音楽の道を認めていた。成功を喜んでいた。それがしっかり伝わった。引退試合の後のグラウンドでのシーンがとてもよかった。響や海とも会えてよかった。柄本明が素晴らしかった」というような、コメントが多く見られた。