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ドラマ「からかい上手の高木さん」月島琉衣&黒川想矢が撮影秘話を語る  映画版主演の永野芽郁&高橋文哉に対面し「うれしい」と感激

 現在放送中のドラマ「からかい上手の高木さん」(TBS系)の主演を務める月島琉衣と黒川想矢が取材に応じ、ドラマの見どころや撮影時のエピソードなどを語った。

 本作は、山本崇一朗氏による同名コミックが原作(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)。とある島の中学校で隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」、そんな2人の日常のやり取りを描く青春ラブコメディー。高木さん役の月島と西片役の黒川は、1カ月間、香川県小豆島に滞在し、撮影に臨んだ。

 月島は、撮影を終えた感想について「一人暮らしは楽しいなと気付きました。小豆島の海や景色がきれいで、清々しい気持ちで撮影できました」と笑顔。

 役作りについて「高木さんはこういうときに、こんなからかい方をするということが書かれた高木さんの攻略本を買って島に持って行きました。高木さんの声のトーンやテンポも意識しました」と語った。

 黒川は、「島で生まれて14年間育った空気や、島で生活をしていく中で、どんなことを考えるのかなというのを、住んでみていろいろと想像できました。撮影中はあまり何も考えず、素直にからかわれて悔しいなという気持ちになって演じました」と振り返った。

 また、後半戦の見どころについて、月島は「高台のシーンです。あるお互いの表情に注目して見てほしいです」とアピール。

 黒川は、「小豆島の景色や風景が見どころです。後半にいくにつれて、2人の関係性が変わって、もやもやする気持ちは何なんだろうというのを見てほしいです」と話した。

 5月31日には、本作の10年後を描く映画版の公開が決定しており、高木さん役を永野芽郁、西片役を高橋文哉が演じる。

 2人の10年後を永野と高橋が演じると知ったときの心境を聞かれた月島は、「ドラマ撮影中に永野芽郁さんが現場に来られたことがあって、その際にお会いできたのがうれしかったです。10年後という設定の映画が永野さん演じる高木さんだからこそ、映画にきれいにつなげることができるように一生懸命演じました」とコメント。

 黒川は、「初めて聞いたときは恐れ多かったです。高橋さんは日本アカデミー賞のときにお会いして、ものすごく優しい方で、この作品についても声や内心的なものを寄せてくださったというお話をしてくださって、うれしかったです」と声を弾ませた。

 ドラマは、毎週火曜よる11時56分からTBS系で放送中(※放送時間は変更になる場合があります。一部地域を除く)。

(取材・文/小宮山あきの)

(C)山本崇一朗/小学館 (C)TBS