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ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」と「フルーツ」が手のひらサイズのミニ財布に!

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 “モダンデザインの父”と呼ばれ、詩人、小説家、思想家としても活躍した19世紀のテキスタルデザイナー、ウィリアム・モリス。手工芸の美しさを復興し、暮らしに芸術を取り入れようというアーツ・アンド・クラフツ運動は後世に大きな影響を与えた。彼が生み出した美しいデザインは今もなお世界中の人々に愛され続けている。そんなモリスの代表作として知られる「いちご泥棒」と「フルーツ」が、手のひらサイズのミニ財布になった。

 どちらも樹木や草花や小動物をモチーフにした、繊細で温かみのあるデザイン。「いちご泥棒 Strawberry Thief」は、イギリスで一番美しい村といわれるコッツウォルズの別荘で、育てていたイチゴを食べにくる鳥たち(ムクドリやロビン)がモチーフになったとされる。「果実 フルーツ」は、柘榴とも知られているパターンで、当時は12もの木版でハンドプリントされていた。

 

 それらをあしらったミニ財布「小さいふ」は、国産最高峰の栃木レザーと1000年の歴史を持つ姫路レザーを用い、専門の革職人が全てハンドメイドで作成。栃木レザーの風合いと姫路レザーの堅牢さを併せ持つため、使い続けるほど色艶が増すといった革本来の魅力が味わえる。さらに、ころんと丸みを帯びたデザインで手になじみやすく、小さいながらもカード約9枚・小銭約20~30枚・お札約20枚が収納できる。革小物の製作・販売を手掛けるファクトリーブランド「クアトロガッツ」(大阪府茨木市)が、税込み1万5180円で販売中。