ライフスタイル

雲仙伝統の湯せんぺい手焼き体験 職人の想い知るひととき

main

 旅先で、その土地のことを深く知るのはなかなか大変だ。そこで文化体験が組み込まれた旅のプランを。長崎県・雲仙温泉にある「界 雲仙」(星野リゾート・東京)は、3月2日~5月26日、9月7日~11月30日の間、宿泊者を対象に「雲仙伝統のお菓子・湯せんぺいの歩みと職人が込めた想いを知るひととき」を開催する。湯せんぺいを毎日手焼きする職人から、湯せんぺいの歴史や焼く時のこだわりなど直接話を聞くことができる。

 雲仙温泉の湯せんぺいは、明治初期頃から作られている。島原半島には3種の温泉があり、その中のお菓子に適した食塩泉を湯せんぺいに使用している。湯せんぺいを毎日手焼きしている職人から、そのこだわりや想い、温泉を使った味わいの違いや、雲仙温泉への想いなどを聞く企画だ。湯せんぺいに使用される温泉を試飲しながら職人の話を聞き、より深く雲仙温泉の恵みについて知ることができる。そして手焼き体験。温泉にのんびりつかり、その味わいも体験できるユニークな旅になる。料金は税込み5000円(宿泊費別)。定員は各日4人。

sub3