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「どうして新しいお札を作るの?」 親子で新紙幣を学ぶ特別オンライン講座

 

 7月3日に新しい紙幣が20年ぶりに発行されるが、現金を使う機会は極度に減っている。子どもたちに、どうして新しいお札を作るの?と聞かれても即答できず。そこで「こどもがたのしむお札のひみつ~渋沢栄一と新紙幣のナゾトキ~」(日本こどもの生き抜く力育成協会・東京)というオンライン講座(Zoom)が6月29日(土)・30日(日)に開催される。時間は各日10時~11時15分。

 キャッシュレス決済が増え続ける現代、子どもたちも現金に触れる機会が減っている。なぜ紙幣のデザインを新しくするのか、その理由を子どもたちにもわかりやすく説明し、紙幣偽造の悪性などについて知ってもらう貴重な機会だ。偽造防止技術の向上やユニバーサルデザインの導入など、誰もが使いやすい紙幣を目指していることなどを解説する。

 さらに、新紙幣の肖像に採用されている渋沢栄一氏の半生を学ぶ。日本の近代産業の父と称され、多くの企業の設立に関わり、日本の経済発展に大きく貢献した渋沢栄一の業績や理念。親子で新紙幣発行の背景を知り、金融リテラシーを高める講座だ。対象は小学校1~6年生と保護者。参加費は無料。

 受講希望の場合は参加申し込みフォームから。申し込み締め切りは、6月27日(木)12時まで。各日20組の定員になり次第、受け付けを終了する。