お散歩が気持ち良い季節になってきた。外歩きの楽しみはいろいろ。草花を観察したりお店をめぐったり。町の歴史をなぞりながら建築を見て歩くのも面白い。阪神沿線を中心に、モダニズムの文化に大きく影響を受けた建築をテーマにした「阪神間お散歩マップ~近代建築編~」(阪神電気鉄道・大阪市)が10月1日に発行される。阪神電車各駅、西宮市役所、芦屋市役所、兵庫県阪神南県民センターなどで、無料配布される。なくなり次第終了。
兵庫県阪神南県民センター、西宮市、芦屋市と阪神電気鉄道がつくる「阪神間連携ブランド発信協議会」の取り組み。この「近代建築編」は、阪神間モダニズムの文化に大きく影響を受けた建築様式の中でも、特にステンドグラスや照明などの細部のこだわりを紹介、その魅力に気づける一冊になっている。モダニズム建築と一緒に巡りたいレトロ喫茶やモデルコースを紹介するマップ、コラムなども掲載している。