
ダイエットに対する意識に関して世代間で差はあるのか?──女性視点のマーケティングを展開するオノフ(東京)による全国の20~69歳の女性3024人を対象とした「ダイエットに関する意識調査」で、ダイエットに関して興味の有無の境目が40代にあることが明らかになった。調査期間は1月10日〜14日。
現在ダイエットをしていない人の中で、ダイエットに最も興味がある世代は40代で、その割合は42.9%。そして、40代を境に、50代以降の興味関心は年齢と共になくなっていく様子だ。ただ、実際にダイエットを行っている人の食生活では、「鶏肉や魚、大豆製品などのタンパク質を取り入れる」「炭水化物を控える」「タンパク質・炭水化物・脂質のバランスを意識する」 といった バランスを意識した食事を意識する人の割合が高いなど、50代が最もストイックに取り組んでいる傾向がうかがえる。50代以降はダイエットのみならず、健康という面からも食生活に留意しているのかもしれない。
ダイエットに対する意識の中で、20代はメンタル・ストレス以外のほとんどの調査項目が全体と比べて高く、特に、「やると決めたら成功・目標達成するまで継続してできる方だ」「周囲にサポート(トレーナーや仲間) がありながら実施する方だ」「話題になっているダイエット方法や商品はとりあえず試してみる」などが目立ち、20代のダイエットは、計画性があり、周囲のサポートや最新情報を活用しながら、結果が出るまで継続する傾向があるようだ。
一口にダイエットといっても、その目的や、最も意識して取り組むこと、改善しようと思うポイントは年代によっても変わってくる。興味の持てる内容や、自分事として受け入れられるかどうかを探ることもダイエットへの近道かもしれない。