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阪急電鉄が全87駅で傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開 オリジナルの“マルーンカラー”の傘も!

 阪急電鉄はNature Innovation Group(東京)と提携し、傘のシェアリングサービス「アイカサ」をこのほど導入した。まずは神戸線の30駅でスタート。2025年度中に全87駅(花隈駅を含む、天神橋筋六丁目駅を除く)で設置を完了する予定。

 「アイカサ」は、“雨の日を快適にハッピーに”と“使い捨て傘をゼロに”をミッションに、2018年12月にスタートした傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫でサステナブルな「アイカサ」を借り、雨がやめば最寄りの傘スポットに傘を返却することで、エコに貢献しながら手ぶらで便利に移動ができる。東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域と関東・関西・愛知・岡山・福岡・佐賀など12都道府県で展開し、スポットを1800カ所以上に設置している。

 今回の阪急沿線での「アイカサ」展開にあわせて同電鉄は、阪急電車の車体色である「マルーンカラー」のオリジナルデザインの傘を300本制作。マルーンカラーをベースに主要ターミナルである大阪梅田・神戸三宮・宝塚・京都河原町の街並みをデザインし、線路に見立てた線で結ぶことで、気軽に出かけられる魅力的なスポットが沿線に存在していることを表現している。

 「アイカサ」公式アプリから会員登録後、レンタルスポットで二次元コードをスキャンして傘をレンタルできる。利用料金は、使い放題プランが月額280円、使った分だけプランは24時間140円。