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JR山手線30駅を巡るチャリティ・ウオーク「東京ヤマソン」 参加費は全額、提携する4つのNPOパートナーへ寄付

 

 山手線に乗り慣れていても、全駅を巡ったことがある人はそう多くないはず。東京を再発見する機会にもなりそうだ。JR山手線沿線、約42kmをチームで歩き、全30駅を巡って12時間以内に1周するチャリティ・ウオーク「東京ヤマソン」が、10月4日(土)に開催される。インターナショナルボランティアグループ(東京)が主催。参加者と運営ボランティアを募集している。

 東京ヤマソンは「山手線+マラソン」の造語だが、走ることは推奨せず、徒歩で制限時間12時間以内にゴールするチャリティ・ウオーク。各駅で躍動的・創造的なチーム写真を撮影するというミッションがある。体力的に自信のない人たちのために、山手線の半周(15駅)を巡るハーフヤマソン(約21km・目白駅ゴール)や、ハーフ・ア・ハーフ(約10km・大崎ゴール)も用意している。15年以上の歴史があるイベントで、参加者も年々増加。2024年は、2600人がウォークに、200人がボランティアとして参加した。参加者の約半数が日本に在住する外国籍の人たちといい、国内イベントでありながらインターナショナルな雰囲気が楽しめる。

 参加者は1チーム(2~4人)あたり1万4000円。全額、提携する「NPO法人Waffle」「NPO法人トチギ環境未来基地」「全国こどもホスピス支援協議会」「ワールド・セントラル・キッチン」に寄付される。チャリティーを目的としたイベントのため、申し込み入金後、参加を取りやめても参加費は返金されない。フルヤマソンでもハーフヤマソンでも参加寄付金は同額。

 当日は、8時~9時45分にスタート(密集防止のため15分ごとのに時差ブロックスタートを行う)。最終ゴールリミットは21時30分。ハーフヤマソン・目白駅の最終ゴールリミットは16時30分。ハーフ・ア・ハーフのゴールリミットは13時。出発地・終点は東京ビルTOKIA(東京都千代田区丸の内)。ハーフヤマソンは目白駅ゴール。計時・ランキングを公表するが、あくまでも各チームの記録と記念を主目的とし、スピードは競わない。エントリー期間は9月10日(水)23時59分まで。詳細はホームページに掲載している。