「家の通勤時間」について500人に聞きました さすがに2時間以上はキツイ!

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 住む家を決める際、大きなポイントになりそうなのが、勤労者の場合、勤務先までの通勤時間だろう。通勤・通学時間が長いと疲労もたまりがちだが、その時間を、読書や勉強などに活用してしのいでいる人も少なくないだろう。他人の通勤・通学時間はどれくらいなのかは、気になるところでもある。そうした中、不動産メディア「幸せおうち計画」を運営するAZWAY(東京)は、10代から60代以上までの男女500人を対象に「家と通勤時間」についてアンケートを実施した。調査期間は4月6日〜9日。調査した500人の男女内訳は女性が255人、男性が245人だった。

 最初に「通勤・通学にかかる時間」について聞くと、1位が「30分未満」(210人)、2位が「10分未満」(87人)、3位が「45分未満」(78人)と多くの人が30分未満で、調査の結果、住居形態によって通勤時間に差がないことがわかった。

 「理想の通勤時間」では、「30分未満」(288人)、「10分未満」(166人)、「45分未満」(24人)の順に。職住接近が理想といわれるものの、調査結果は10分未満よりも30分未満の方が多く、通勤・通学時間が短ければ良いというものではないようだ。

 「通勤・通学中の過ごし方」の質問では、通勤・通学時間を利用してSNSや動画、読書や音楽、資格の勉強などをしている人が多く、30分は何かをするのにちょうど良い時間といえるのかもしれない。

 一方、「片道2時間の通勤・通学時間がかかる家と徒歩10分の同じ家がある場合、毎月の支払いがいくら安ければ2時間の家を選ぶか」と、ある意味、家と通勤時間に関して究極ともいえる質問をしてみた。その回答で、最も多かったのは「10万円以上安くても厳しい」(161人)で、2時間の通勤時間はさすがに嫌う人が多かった。