オーディオブランドのマランツ(ディーアンドエムホールディングス・川崎市)は、ネットワーク機能を組み込んで、より幅広い音源に対応したCDプレーヤー「CD50n」と長年培ってきた高度な技術でアナログにこだわったプリメインアンプ「MODEL 50」を、11月上旬に発売した。価格は2機種ともに税込み23万1000円で、仕上げもブラックとシルバーゴールドがある。
「CD 50n」は、オリジナルのネットワークモジュールを搭載。ローカル(家庭内)ネットワークにあるミュージックサーバー(NAS)や本体に接続したUSBメモリーに置いたハイレゾ音源などを再生したり、インターネットを通じた音楽ストリーミング配信サービスを利用したりできる。USB-DAC機能もあり、Bluetoothにも対応。パソコンやミュージックプレーヤーなどのファイル音源を聴いたり、スマートフォンの音楽コンテンツや音声を再生したりできる。またHDMI(ARC)にも対応しているので、テレビの音声、テレビに接続されたブルーレイディスクプレーヤーやゲーム機などの音声を「CD 50n」の高品位なD/A変換回路を通して、より高品位な音で楽しめる。
プリメインアンプ「MODEL 50」は、上位モデルから回路構成と数多くの高音質パーツを継承。新開発の低歪み型アンプモジュールHDAM搭載のプリアンプ部、音質への影響を抑えた可変ゲイン型ボリューム回路、パラレルプッシュプル・パワーアンプなどの回路構成など、同等の設計となっている。フォノイコライザーを内蔵しており、レコード再生も楽しめる。入力はフォノ(MM)1系統、ライン2系統、パワーアンプイン1系統。出力70W+70Wで、大きさと重さは、W442 x H130 x D431mm/14.4kg。