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山形県南陽市が元五輪選手の経験生かした健康まちづくり フェンシング池田めぐみ氏をアドバイザーに委嘱

山形県南陽市が元五輪選手の経験生かした健康まちづくり フェンシング池田めぐみ氏をアドバイザーに委嘱 画像1
南陽市 「健康まちづくりの推進に関する包括連携協定」締結式の様子

 

 山形県南陽市はこのほど、同市出身の元フェンシング女子日本代表の池田めぐみ氏が代表を務める一般社団法人 YAMAGATA ATHLETE LAB. (ヤマガタ アスリート ラボ)と、「健康まちづくりの推進に関する包括連携協定」を結び、池田氏を「南陽市健康まちづくりアドバイザー」に委嘱した。

 池田氏が持つトップアスリートとしての経験を生かし、市民の運動機会の確保や生きがいづくりなど、体と心を整える活動「コンディショニング」を取り入れた健康づくりを推進することなどが目的だとしている。

 池田氏は、2004年アテネ五輪、08年北京五輪にフェンシング女子個人エペ日本代表として出場。現在も南陽市在住で、山形県スポーツ協会のスポーツアドバイザーとして活動するほか、22年度にはスポーツ庁のスポーツ未来開拓会議メンバーにも選出されたという。

 協定では、健康づくりを通じた市民のライフパフォーマンスの向上や、スポーツを通した地域活性化などについて連携。今後は、中学校部活動の地域移行の受け皿の一つとして、YAMAGATA ATHLETE LAB.がコンディショニングの提供や、実施体制の構築を進めていくほか、学校体育やスポーツ少年団、成人を対象とした健康づくり講座などを実施していくとしている。