8月7日はバナナの日——。1日2本のバナナを食べる習慣を広く知ってもらおうとドールが立ち上げた「バナ活部」が、この日東京都内で“夏合宿”をうたったイベントを行った。モデルで「ドールバナナクイーン」も務める加治ひとみさんと15人のバナ活部員が栄養学専門家の話を聞いたりバナナを使った手軽なメニューを試食したりした。
はじめに加治さんが自らの「腸活生活」を紹介。13年ほど前にピラティス教室の先生から教えてもらい始めたところ「体の調子が良くなり、肌がきれいになってきた。メンタルにも好影響があって、自己肯定感が強くなり自信をもって仕事ができるようになった」と話した。腸活生活の一環で1日に2本のバナナを食べ続けているという。「バナナはコンビニやスーパーなどどこででも買えるし、歩きながらでも食べられる。毎日できる手軽さがポイント」と、長年続けてきた秘けつを語った。
バナナを食べるのは、朝と夜の食事の前という加治さん。「幸せホルモンといわれるセロトニンがバナナには含まれると聞いた。朝からハッピーになって、その日1日を自分らしく過ごせたら最高ですよね」とバナ活部員に話していた。
続いて登場した管理栄養士で時間栄養学の専門家である古谷彰子さんが体内時計の重要性を解説した。「朝から活動できる体内時計にしておかないと、腸内環境が崩れたりメンタルに悪影響が出たりする。体内時計は朝にリセットする必要があるが、それには朝日をしっかり浴びること、朝の運動、そして朝食をしっかり取ることが大事」と話し、「栄養バランスが良く朝食に最適」とお薦め食材としてバナナを紹介した。
バナナにはハイパー食物繊維といわれるレジスタントスターチのほか、水への溶けやすさが違う2種類の食物繊維が含まれることも古谷さんは説明。「朝、水に溶けやすい食物繊維を取ると腸内環境を良くするといわれている。朝バナナを食べれば、体内時計がリセットされるし腸内環境も良くなるし、一石二鳥の効果が期待できる」と話した。
この後はバナナを使ったお手軽メニューの試食会があり、参加したバナ活部員はクラッシュバナナを使ったスムージーや青バナナを材料にしたカレーを味わった。