杉咲花が主演するドラマ「アンメット-ある脳外科医の日記-」(フジテレビ系)の第3話が、29日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
原作は、同名コミック(原作:子鹿ゆずる氏/漫画:大槻閑人氏)。事故で記憶障害の後遺症を負った若手脳外科医の川内ミヤビ(杉咲)は、過去2年間の記憶をなくし、丘陵セントラル病院の看護師の補助として従事。新しい記憶も1日限りで忘れてしまうミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。
ある日、ミヤビは脳外科医・三瓶(若葉竜也)に1年半前にミヤビが起こした事故現場に呼び出される。そしてミヤビが到着すると、三瓶は当時の事故の様子を伝えて、ミヤビに脳を検査させてほしいと話す。
ミヤビが検査を拒否すると、三瓶は事故前に「僕たちは、婚約していました」と過去について明かす。突然の告白に動揺したミヤビは、その言葉を日記に残すかどうか迷う。さらに救急部長・星前(千葉雄大)から、とある写真を見せられ、ミヤビは混乱する。
そんな中、病院スタッフの間で、看護師長・津幡(吉瀬美智子)が脳外科教授・大迫(井浦新)の元を訪ねたといううわさが流れる。うそか真か、津幡は患者の安全を最優先に考え、ミヤビを手術に参加させるべきではないと直談判しに行ったらしい。
すると、看護師たちの間では、安全室長として日頃からスタッフに厳しく接する津幡に反発する声があがり、星前は越権行為だと院長・藤堂(安井順平)に抗議する。しかし藤堂は、津幡が患者の安全に固執する理由やある過去について話す。
またある日、ベッドから落ちていた患者の発見が遅れてしまい容態が悪化して緊急オペが必要となる。すると、そのオペにミヤビと津幡も参加する。その後、ミヤビは三瓶の検査を受けるが…。
放送終了後、SNS上には、「三瓶先生からミヤビに忘れられた婚約のこと、あなたを治したいと伝えるシーン。すごかった。三瓶先生の心の揺れがダイレクトに伝わってきて、 一瞬でひき込まれてしまった」「厳しすぎて周囲に煙たがられる師長の過去。それ(トラウマ)を乗り越える過程を丁寧に描いて人の成長を見せてくれている」「(日記を)修正テープで消して、その上に『私は三瓶を信じてる』と上書きする。どう考えてもベストアンサーすぎる」などの感想が投稿された。
また、このほか「三瓶先生はもっと低温なのかと思ってたけど、『(せりふ)あの野郎…』とか出てきちゃうの面白すぎてギャップたまらぬ」「え、綾野センセ(岡山天音)、片思いだったの? 気になること多すぎ。生田ちゃんも怪しい」といった声が寄せられた。