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親子で学ぶ「食」と「ミルク」 ライフと雪印メグミルクが食育でコラボイベント

食べ物の3分類を説明するライフの担当者

 首都圏と近畿圏でスーパー「ライフ」を展開するライフコーポレーション(東京都品川区、大阪市淀川区)と、乳製品大手の雪印メグミルク(東京都新宿区)が、食育啓発イベント「親子で『食べること・ミルクのおはなし』について学ぼう」を8月、大阪府内と川崎市内の3カ所で開催した。参加した子どもたちからは「食の大切さを知ることができた」などの声が聞かれた。

 イベントはライフの3店舗(大阪府2カ所、川崎市1カ所)で計5回開かれ、合計46人(17組の親子)が参加した。ライフの部では、「力や熱になるもの」「血や肉になるもの」「体の調子を整えるもの」と食べ物の3分類を説明。その後、首都圏では親子ペアで①葉を食べる野菜②外側と内側の色の違う野菜③実を食べる野菜④根を食べる野菜――などを、売り場で探すミッションゲームを実施。近畿圏では野菜に関する○×クイズを実施した。

目的の野菜を売り場で探すミッションゲーム
野菜に関する○×クイズ

 雪印メグミルクの部には、等身大の牛のイラストが登場。牛乳を飲むことの大切さについて説明があった。さらに、牛乳とヨーグルトを使ってインドの乳飲料ラッシー作りにみんなで挑戦。みかんを入れた「みかんラッシー」を作って味わった。

等身大の牛のイラストを見せて牛乳を飲むことの大切さを説明

 野菜は「5 A DAY」として握り拳一つくらいの分量を1皿とし1日5皿、乳製品は「3-A-Day」として1日に3回または3品を、それぞれ摂取することが大切だという説明もあった。

好評だったラッシー作り

 参加者した親子からは「とても楽しく勉強になった」「先生の話を聞き、目で見て、食の大切さを知ることができた」「子どもたちが興味を持てる話で聞きやすかった」「牛乳の苦手な子がラッシーをおいしく飲めていた。家でも一緒に作ってみたい」といった感想が聞かれた。