週末に公園を歩きながら動植物を観察し、環境を考えながら池の整備作業も体験できる「丘陵地レンジャー体験~里山の水環境を考える~」(東京都公園協会・東京)が11月16日(土)に開催される。
西は高尾山麓から東は神奈川県境へと東西約20㎞にわたる都内最大の丘陵地帯、多摩丘陵。平山城址公園のある八王子市由木地区は、次世代に残すべき豊かな自然環境として、環境省の「重要里地里山500」に選定されている。この自然を守るため、平山城址公園には「丘陵地レンジャー」と呼ばれるスタッフが常駐し、希少動植物の保全保護、自然情報の解説などを行っている。
イベントでは、丘陵地レンジャーとともにその活動の体験を通して、貴重な自然とその保全の取り組みについて学ぶ。公園内を歩きながら動植物を観察し、生きものが暮らす池を整備する作業など、一日丘陵地レンジャーとして活動できる。秋色に染まり始めた里山の散策や風景を楽しみながら、学びも貢献もできる貴重な機会だ。 開催時間は10時~12時30分。荒天時、翌17日に延期(同時刻)。予約はWeb または電話(桜ヶ丘公園サービスセンター:042-375-1240)で申し込む。定員20人(先着順)。参加費50円。