子どもの時になりたかった職業のことを覚えているだろうか? 夢をかなえた人もいる一方で、そんなの思い出せない──という人もいることだろう。ニフティ(東京)は、運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」において「なりたい職業」に関するアンケート調査を実施。小中学生を中心に、なりたい職業やなぜその職業になりたいのか、将来どんな大人になりたいかなどについて昨年11月12日~12月9日の期間にヒアリングし、2313人から回答を得た。
調査によると、全体の93.9%(小学生では95.4%、中学生では89.8%)の人がなりたい職業が「ある」と答え、具体的に聞いたところ、小学生では「イラストレーター」「歌い手」「学校の先生」が、 中学生では「学校の先生」「薬剤師」「公務員」がトップ3となった。どうやら、小学生と中学生ともに「学校の先生」が人気の職業となっているようだ。
一方、子どもたちの将来なりたい職業とおうちの人の職業を照らし合わせると、会社員の親を持つ子どもたちは54%の人がおうちの人と同じ会社員になりたいと回答。ちなみに、91.5%の子どもたちがおうちの人の職業を「知っている」という。
小学生ではトップ3に次いで「Vtuber」が4位でランクイン。素顔を公開せず2Dや3Dのキャラクターを使って動画を配信する「Vtuber」が、過去の調査では上位を占めていた「YouTuber」を上回る結果となった。