2月24日、東京都内のNHKで2027年の大河ドラマ第66作「逆賊の幕臣」の出演者発表会見が行われ、既に発表されている主演・松坂桃李のほか、新たに発表された北村有起哉、鈴木京香、上白石萌音、岡部たかし、中村雅俊が登壇した。

大河ドラマ「逆賊の幕臣」は、激動の幕末を舞台に、日本初の遣米使節として海を渡り、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗忠順(松坂)を主人公に、激動の幕末史に歴史の敗者の目線から迫る物語。今回は「小栗を支えた家族とメンターたち」を演じる5名の出演が発表された。
小栗忠順の父・小栗忠高を演じる北村は昨年、朝ドラ「おむすび」でヒロインの父親を演じたことで、「一つの目標を果たしてしまった。さて、これからどうしようという時期に、こんな大きなありがたいお話をいただきまして」とオファーを受けたときの様子を振り返った。続けて、「僕は時代劇が大好きなので、久しぶりにできるぞと、心躍らせております」と語り、大役に新たな闘志を燃やしている様子が窺えた。
小栗忠順の母・くに役の鈴木は、朝ドラ「わろてんか」でも松坂の母親役を演じた経験がある。そこで、「当時から桃李くんは本当に綺麗な瞳をしていて」と当時の印象を振り返ると、「桃李くんが今回、激動の時代にどのような日本の未来を見据えて動いてくれるのか、楽しみにしています」と期待を寄せた。
「個人的にご縁を感じている」と語ったのは、小栗忠順の妻・みちを演じる上白石。続けてその理由について「社会科の教師をしている父が、教科書に載っていない小栗忠順さんのことを教師生活最後の研究のテーマにするくらい敬愛している」と披露。そのため、出演が決まったときは「父と両手でハイタッチをした」ということで、「親孝行にもなるかな」と喜んだ。
岡部が演じるのは、小栗を見いだす江戸幕府の大老・井伊直弼。当初は井伊直弼について「いかついイメージがあったんですけど」と語りながらも、資料などを読み込んだ結果、「結構苦労人で、修行時代、一生懸命に勉強をしたところなど、(自分と)共通するところもいろいろあり、すごく面白い人間」と新たな一面を発見し、早くも共感を寄せている様子。続けて、「皆さんが思っている(井伊直弼の)一面だけでなく、もっと多面的に演じたい。僕は意外とグニャグニャする(お芝居をする)たちなので、大老ともなれば、しゃんとしたい」と意気込んだ。
小栗の師となる儒学者・安積艮斎(あさかごんさい)役の中村は、オファーを受けたときは安積艮斎を知らず「戸惑った」というが、今まで誰も演じていない人物であることから、「最初にやるという意味では、中村雅俊そのものでていいんじゃないかと。やり放題だなと(笑)」と早くもやる気十分。さらに、ベテランらしく「このメンバーだったら、いいものを作るために頑張れる直感みたいなものを感じました」と共演陣の印象を語った。
豪華共演者5名を迎えた松坂は「興奮と安心が同時に押し寄せてきている」と武者震いしつつも、「これだけ多くの刺激をもらえる、ワクワクするなと思える方たちもいません。クランクインが楽しみ」と意気込みを語った。










