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阪神が球団創設90周年でロゴ入り用具を小学校に寄贈 次世代への野球の継承と教育課程の充実を目的に

90周年記念ロゴ入りのティーボール「3ダース」(左)、90周年記念ロゴ入りのベースセット(4枚)

 兵庫県尼崎市は、プロ野球阪神タイガースから球団創設90周年特別企画として、市の教育委員会を通じて市立小学校41校と特別支援学校(小学部)1校に90周年ロゴ入りのティーボール3ダースとベースセット(4枚)が贈られた、と発表した。阪神は寄贈の目的を「次世代への野球の継承と教育課程の充実」としている。 

 阪神球団は、西宮、尼崎、宝塚、伊丹、芦屋の各市の小学校2~5年生を対象に、タイガースアカデミーコーチ2~4人を体育の授業に派遣し、ベースボール型ゲームの授業を指導する「小学校体育授業支援事業」を実施している。ベースボール型ゲームは、蹴る、打つ、捕る、投げるといったボール操作と、易しいゲームを通じて集団対集団で競い合う楽しさを味わう運動。尼崎市では2024年度、市立小学校3校で実施したという。阪神は本年度も4月から12月末まで対象校を募集している。 

 ロゴ入り用具は、尼崎市の他、西宮市の公立小学校と、25年度に「小学校体育授業支援事業」を実施した宝塚市、伊丹市、芦屋市の公立小学校のうち先着30校に寄贈される。