WBCのMVPは投打ともに大谷翔平？ 産能大が全国1万人にアンケートを実施

産業能率大学スポーツマネジメント研究所　「日本代表選手に関する調査」

 

　産業能率大学（東京都世田谷区）のスポーツマネジメント研究所は、3月8日に開幕する野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に関するアンケートを実施し、結果を発表した。アンケートは2月22～27日、全国の男女20～69歳の1万人を対象に、2月22日時点の日本代表選手の認知度、ポジション別MVP予想、優勝チーム予想などをインターネットで聞いた。

　その結果、MVPを期待する投手は大谷翔平が41.6％と2位以下を大きく引き離した。2～5位は、ダルビッシュ有（15.2％）、佐々木朗希（8.1％）、山本由伸（3.5％）、栗林良吏（0.9％）だった。一方、MVPを期待する野手も大谷が40.5％と圧倒的な支持を得た。2位以下は村上宗隆（13.8％）、鈴木誠也（2.9％。左脇腹痛で出場辞退）、山田哲人（2.0％）、岡本和真（1.4％）など。優勝チームについては、1位が日本で74.6％、2位がアメリカ（15.4%）、3位がキューバ（3.0％）などと予想した。

　大谷に対しては「二刀流としてメジャーで活躍しており、世界でも通用する能力を持っていて、人間性も素晴らしいから」（愛知県20代男性）、「投打で活躍して大谷の大会にしてほしい。100年語り継がれる伝説に」（兵庫県50代男）などのコメントが寄せられた。