まめ学

引っ越しあいさつする人は何割くらい? 「新生活に関するアンケート」

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 新生活を始める人が多い季節。引っ越した先で、7割の人は隣近所にあいさつに行っているようだ。でもよく知らない人にこちらのことを知られるリスクを考えて行かない、という人も。「新生活に関するアンケート」(ドゥ・ハウス・東京)の中身を見てみよう。

 全国の20~70代を対象に2月17〜24日の間、複数回にわたり調査。「両隣の家とは、壁や窓が面していて生活音が聞こえることがあるし、直接顔を合わせることもあるので、引っ越してすぐに食器用洗剤を渡してあいさつした」など、4人に3人が隣近所にあいさつ。一方で、「どんな人が住んでいるか知られることがリスクになりうると思うから」、「長く住み続けないのであれば、下手に顔見知りになると気まずい」「知らない人となるべく関わりたくないので」など、さまざまな理由であいさつは不要を考える人も一定数いる。

 さて、新生活で多くの人が買いそろえる家電製品。最新機能を搭載しどんどん多機能化しているが、「最近の家電は機能が多すぎて、結局基本的な機能以外は使えていないので、無駄が多いと思うか」という質問をしたところ、「そう思う」「ややそう思う」と回答した人が75.2%にのぼった。「スマホで操作をする機能が付いていたりするけど、利用する機会が全くない」「炊飯器で煮込み料理ができると取扱説明書に書いてあるが、ではご飯はいつ炊くのかと不思議に思ってしまう」などがその理由。確かに、多忙な毎日、多機能よりもシンプルがありがたいこともあるかもしれない。