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町工場が本気で遊ぶ くだらないものグランプリ

 コロナ禍からウクライナでの戦争、そして円安と、さまざまな世界情勢の影響を受けて自信喪失気味の昨今、モノづくりの元気なニッポンを再確認できる企画がある。プロが自社技術を駆使して「くだらなくて笑えてしまう一品」を本気で製作、日本一を競う「くだらないものグランプリ」(ダイワ化工・愛知扶桑町)が1014日に開催される。 

 スマホ一つで商品が届き、作り手の現場を想像できない現代。日本の製造業を支えてきた町工場の貴重な技術に焦点を当て、その魅力を再発見する企画だ。ふだんは顧客の要望通りに正確に役立つモノを作っている町工場21社の人たちが、しがらみを取り払い、発想力、企画力、チームワークで「くだらないもの」作りにまい進する。技術と笑いで日本を元気に!