まめ学

食事のときは“よくかんで、時間をかけて”食べる人が大幅増  日清オイリオ「健康と食に関する意識調査」、使用する油にも傾向の違いが

 日清オイリオグループ(東京)の生活科学研究課は、「健康と食に関する意識調査」を継続的に実施し、分析結果を発信している。このほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた2020年10月と、指定感染症の分類が2類から5類に引き下げられた後の2023年9月の調査結果の変化に着目し、レポートにまとめた。

 2023年の調査は9月15日から19日にかけて、全国の20~70代の男女を対象にインターネットで実施(サンプル数2000)。食事のときに健康を意識して行いたいことは、2020年と比べ、「早食いせず、ゆっくりよくかんで食べたい」は23.9%から37.5%へと13.6ポイント増加、「ゆっくりと時間をかけて食事をしたい」は25%から37%へと12.0ポイント増加していた。同社は、健康づくりにおいて日常の食生活習慣がより意識されていると分析している。

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 夕食で意識していることにおいては、2020年と比べて、「たんぱく質を多く取る」が28.1%から36.7%へと8.6ポイント増加し、トップの「食物繊維を多く取る」(36.8%)と同等レベルに達した。たんぱく質を取る目的は、男女ともに「健康的なからだ作りのため」が最多で、男性53.9%、女性68.2%だった。

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 また、各種食用油を使っている人と、普段の食事で健康を意識して行いたいことの関係性についても調べた。使っているオイル1つに対し、普段の食事の時に健康を意識して行いたいこと(複数回答)を回答してもらい、分析した。その結果、「オリーブオイル」「ごま油」を使っている人は、健康のために“食事そのもの”にこだわりたい傾向が見られた。一方、「こめ油」を使っている人は、“素材”までこだわりたい傾向があった。

 同社は、生活者の健康意識は“無理せず、個々の日常生活に違和感なくなじむ”ことを重視する方向に進んでいると見ている。

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