昭和レトロなガラス器など、ひと昔、ふた昔前のさまざまなアイテムがリバイバルする昨今。ただ懐かしむだけでなく、お金を出して買う人も少なくない。生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供するネオマーケティング(東京)が実施した「リバイバルコンテンツに関する調査」によると、20代男性がリバイバルものに最も関心が高いようだ。
全国の20歳以上の男女1000人に、4月10~11日に調査。リバイバルコンテンツと聞いて思い浮かぶものがあるかたずねたところ、全体の30%が具体的なイメージを持っており、中でも20代男性は45%と最多。そのうちの70%以上が、お金をかけてコンテンツを楽しんでいた。逆に40代女性は最も想起度が低く13%。
実際にどんなリバイバルコンテンツにお金を払っているか、の具体例は 「ケロロ軍曹のグッズ」(男性、21歳)、「80年代のCD」(男性、24歳)、「カードキャプターさくらの漫画本」(女性、28歳)、「学園ドラマのセット」(男性、58歳)「中古レコード盤」(男性、74歳)、「サンリオのレトロシリーズ」(女性、42歳)、「宇宙戦艦ヤマトのリバイバル」(女性、52歳)など。今後リバイバルしてほしいコンテンツには、「子供の頃食べていたお菓子」(女性、68歳)、「往年の名車」(男性、60歳)、「喫茶店でのテレビゲーム」(女性、42歳)、「昔ながらのファミコンやスーパーファミコンのゲームでハードが壊れて遊べなくなったものでも最新のハードでプレイできるようなもの」(男性、39歳)などが挙がった。