全国石油商業組合連合会がキャンペーン実施　「満タン＆灯油プラス1缶運動」

　全国石油商業組合連合会（会長森洋、以下、全石連）と47都道府県石油組合は、全国の消費者向けに災害発生時の“安心”のために、車の燃料メーターが半分程度になったら満タンを心がける、暖房用の灯油は1缶多めに備えることを心がける、「満タン＆灯油プラス1缶運動（満タン運動）」を提案している。

　内閣府では、国民、家庭、事業所のレベルでの防災意識を高め、日常生活での「災害への備え」を促進するため、企業や団体などとコラボレーションする事業を展開しており、「満タン＆灯油プラス１缶運動」は、内閣府が国民の防災意識の向上のために取り組む「災害への備え」コラボレーション事業に賛同している。

　関東大震災から100年の節目となる9月1日防災の日に合わせ、東日本大震災で被災した福島県のガソリンスタンド「パワーステーションたちばな伊達カーステーション」の実話に基づくドキュメンタリームービーと、本作のために書き下ろした啓発キャラクター「全石レン」ちゃんが解説する啓発ムービーの2本を公開した。

　全国石油商業組合連合会の企画調査グループ係長・富永仁美さんは「大きな災害はいつ起こるかわからないので、日ごろからガソリンや軽油は満タンにしていただきたい。また、冬場の寒い時期には灯油もプラス１缶多めに保管していただくことで、災害に向けて燃料と安心感を同時に満たしていただければと思う」と協力を求めた。

全石連 [満タン運動] 消費者向け啓発サイト
http://www.zensekiren.or.jp/mantan-undo

8/30公開「実録！東日本大震災〜あの時、ガソリンスタンドで何がおこったのか？〜」
https://youtu.be/3xSPPGiN9FE

8/30公開「全石レンが伝える、誰でも簡単にできる災害対策！」
https://youtu.be/thaY735w3q4