カルチャー

栄養士・管理栄養士の卵たちが考案 「キウイでポジティブを届けよう!」レシピコンテスト最終審査会

9月1日の「キウイの日」に向けて、キウイフルーツを使ったレシピコンテスト「キウイでポジティブを届けよう!」(主催=一般社団法人 全国栄養士養成施設協会、協賛=ゼスプリ インターナショナル ジャパン、協力=新宿高野)が開催され、その最終審査と表彰式が8月29日、東京都内で開かれた。栄養士・管理栄養士の養成施設(大学・短期大学・専門学校)の学生が対象で、キウイを使ったレシピを考案・調理し競った。
コンテストのテーマは「栄養士・管理栄養士を目指す学生の視点を活(い)かした、キウイを使用したヘルシーでポジティブになれるレシピ」。寄せられた508のレシピから最優秀賞に選ばれたのは、服部栄養専門学校栄養士科の渡邊篤子さんの考案した「ビーガン冷やしキウイ担々麺」だった。環境問題や食品ロスなどSDGsの観点も考えたといい、審査委員長を務めた服部栄養専門学校校長の服部幸應氏は「これからは多様性(ダイバーシティー)が大事だ。ビーガンやインバウンドといったひとたちに対応できるようなメニューを考えたというところが面白い」と評価した。

各グループのレシピと受賞内容は以下の通り。
〈ミール部門〉
▽ビーガン冷やしキウイ担々麺(服部栄養専門学校栄養士科)=最優秀賞
▽揚げない!まるごとキウイのサクサク唐揚げ(尚絅学院大学健康栄養学群健康栄養学類)=ゼスプリ賞
▽ベジフルちらし(愛国学園短期大学家政科食物栄養専攻)=入賞
〈スイーツ部門〉
▽濃厚!キウイチョコブラウニー(女子栄養大学短期大学部食物栄養学科)=優秀賞
▽ローマのキウイ日(京都栄養医療専門学校栄養士科)=新宿高野賞
▽爽やかとろりん水羊羹(ようかん)(下関短期大学栄養健康学科)=入賞