トレンドマイクロ(東京)の100%子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野をけん引するVicOne(ビックワン、本社・台湾)は、9月26日、日本法人の設立についての発表会を開催した。
トレンドマイクロCFO兼VicOne会長のマヘンドラ・ネギ氏は、自動車の自動運転技術が普及する中でサイバー攻撃のリスクも高まっており、自動車向けのサイバーセキュリティはますます重要になっていると語った。
VicOne のCEOのマックス・チェン氏によると、トレンドマイクロのDNAを受け継ぐ同社は、すぐれた脅威インテリジェンスと、高品質なソリューションを備えており、そのサービスを様々な環境向けに提供できる点が強みだという。日本に本社を置くことで、世界的に高い水準にある自動車メーカーの要求にリアルタイムに対応できるメリットがあると語った。
自動運転技術が普及しつつある日本の自動車産業にとって重要な時期に、サイバーセキュリティの専門知識を活かし、今後のビジネスチャンスをつかんでいきたい考えだ。