ご当地紹介の弁当コンテスト、最優秀賞は小学4年生 秋田の食材満載「世界で花咲け！サキホコレ弁当」

JA全農　最優秀賞「世界で花咲け！サキホコレ弁当」

 

　小学生が作るご当地食材などを使ったお弁当のコンテスト「『お気に入りのご当地を紹介！』お弁当レシピコンテスト」で、このほど秋田県の小学4年生、草薙ことねさんが作った「世界で花咲け！サキホコレ弁当」が最優秀作品に決まった。

　同コンテストは、全国農業協同組合連合会（JA全農、東京都千代田区）が協賛し、2023年6月6日から9月15日の間、小学生を対象に日本各地のご当地食材やご当地料理を取り入れたお弁当レシピを募集した。応募された171作品から、工夫・作りやすさ・見た目・味を審査基準に20作品が入賞に選ばれた。

　最優秀賞の「世界で花咲け！サキホコレ弁当」は、お米のサキホコレをはじめ、大館とんぶり、ひばり野オクラ、桃豚、比内地鶏、男鹿の塩、秋田由利牛、三関せりなど、秋田の食材を満載した。

　草薙さんによると、7月の記録的豪雨で農業・畜産業に大きく被害が及んだことから「地元の食材を応援したい、海外にもPRしたい」という思いから考案。作品タイトルも「実際に食べてもらって『おいしい笑顔』の花が世界中に咲くといいなと願いをこめた」という。

　このほか、優秀賞2人、特別賞7人、努力賞10人が入賞した。入賞した全20作品のレシピやコメントは、全農のホームページ「社会・環境」「食農教育」のページに掲載している。