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シンポジウム「分断国家・米国とシン国際秩序」を12月3日に開催 新聞通信調査会、混迷する世界にメディアの役割探る

 トランプ氏が“圧勝”した米大統領選は、あらためて米国社会の分断を見せつけた。ウクライナ戦争や中東情勢など混迷する世界に対し、トランプ新大統領の就任はどう影響するのか。右派勢力が台頭する欧州や、中国・ロシアなど専制国家の動向も目が離せない。こうした状況の中、メディアは2025年の地政学や国際秩序についてどう報じればいいのか。

 メディアに関する調査研究活動をしている公益財団法人新聞通信調査会は、2024年12月3日(火)、プレスセンターホール(東京都千代田区)でシンポジウム「分断国家・米国とシン国際秩序~メディアは混迷する世界情勢をどう報じるか~」を開催する。参加は無料。

 第1部の基調講演には小説家の真山仁氏が登壇。第2部のパネルディスカッションでは、上智大教授の前嶋和弘氏、東京財団政策研究所主席研究員の柯隆氏、筑波大教授の東野篤子氏を迎え、新しい枠組みの国際秩序や民主主義の在り方について議論する。コーディネーターは共同通信特別編集委員の杉田弘毅氏。

 シンポジウムは午後1時開演。午後4時15分終演予定。申し込みは会場参加者が11月15日(金)まで、オンライン参加は11月22日(金)まで新聞通信調査会ホームページで受け付けている。