カルチャー

あなたの「歩く」「走る」が地域活性化を応援 北海道帯広市がオンラインのマラソン大会

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 あなたが地元を「歩く」「走る」ことが、北海道帯広市を通じて十勝地方の地域スポーツ団体へ「寄付」という形で届く。ウオーキングアプリ「SPOBY」を活用したオンラインで参加できる「第一回とかちご縁マラソン」大会を、ヘルスケア事業を展開するCUVEYES(東京)が6月26日まで開催している。

マラソンと寄付を掛け合わせ、アプリを通して市民の絆を繋ぐ
マラソンと寄付を掛け合わせ、アプリを通して市民の絆を繋ぐ

 活動量に応じて特典が受け取れるスマホ用アプリ「SPOBY」を活用した取り組み「北海道帯広市健康マイレージ事業」。今回のマラソン大会は、開催地の帯広市を訪れずに参加できるアプリ上のイベント。参加者は、一日5kmを「歩く」または「走る」と、アプリを通して地域に5円が寄付される。今回集まった金額は全て、「帯広少年野球連盟」に寄付される。今後、毎月対象の地域スポーツ団体を変えながら同イベントを実施していくという。

SPOBY(スポビー)
SPOBY(スポビー)

 コロナ禍による行動制限全般も徐々に緩和され、屋外でのウオーキングやスポーツを再開する人が増えてきた中、それらの活動を後押し、地域活性化につなげることが狙い。自分の健康のための活動が、離れた土地のスポーツを頑張る子たちの応援につながると思うと、さらなるモチベーションアップにもつながりそうだ。