カルチャー

来年3月に小学生プログラミング大会 3回目で初の“リアル”開催を予定

全国選抜小学生プログラミング大会ロゴ。
全国選抜小学生プログラミング大会ロゴ。

 全国の小学生がプログラミング力を競い合う「2022年度全国選抜小学生プログラミング大会」(全国新聞社事業協議会主催)の実施概要がこのほど発表された。東京都内で2023年3月5日に開催する。3回目となる今回は初めてオンライン開催ではなく会場で開催する予定。

 全国選抜小学生プログラミング大会は、2020年度から小学校でのプログラミング教育の必修化を受け、子どもたちのプログラミング力の向上を目的に開催。主催者の全国新聞社事業協議会を構成する地方新聞45社らが関係都道府県で開催する「地方大会」で選考された各都道府県の“代表者”が東京都内でプログラミングの成果を発表し、グランプリや準グランプリなど各賞を決める。協賛はあいおいニッセイ同和損害保険、日本ジェネリック製薬協会、日本電気、クレスコ、クォンツ・リサーチなど。

21年度大会でグランプリを受賞した小田原叶和さん。
21年度大会でグランプリを受賞した小田原叶和さん。

 前回21年度大会は927組が地方大会に参加し、37都道府県の代表者が「全国大会」に出場。家族の薬の飲み忘れを防ぐアプリなど身近な人のために取り組んだプログラミングなどが地方大会を勝ち抜いた。グランプリは、鹿児島県代表の小田原叶和さんが開発した地元伝統工芸品・大島紬(つむぎ)をテーマにしたアプリが受賞した。

 参加は、個人のほか団体(4人まで)でも可能。「全国大会」に出場するには地方大会で代表者に選ばれることが必要。地方大会への参加方法など詳細は、全国選抜小学生プログラミング大会ホームページを参照