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小学生向け無料プログラミング教室 オンライン開催、授業の参考にしたい先生たちにも

プログラミング教室画像

 子どもたちの思考力やアイデアを形にする力を育む「プログラミング教育」。これからの時代を生き抜くための力を鍛える分野として2020年度から全国の小学校で必修化され、2025年には大学入試にも導入される予定だ。一方で、新型コロナウイルス感染症による授業への影響や、プログラミング指導には現場の教師たちのスキルも求められるなど、カリキュラム面での課題も多い。

 そのような中、共同通信社(東京)は、小学生向けの無料プログラミング教室を12月10日(土)にオンラインで行う。同社は全国の新聞社とともに「全国選抜小学生プログラミング大会」を開催しており、その開催地域(北海道・山形・千葉・埼玉・東京・静岡・山梨・新潟・愛知・京都・大阪・滋賀・和歌山・三重・山口・高知・福岡・長崎)に 住む小学1~6年生を対象にしている。全国の小学校にプログラミング教材を提供しているロジカ・エデュケーション(大阪府池田市)の協力。授業の参考にしたい先生たちの見学も歓迎という。

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 Web会議システム「Zoom」を利用し、「低学年(1~3年生)」「高学年(4~6年生)」の2クラスを用意。定員は各クラス30人。受講に当たり、「Zoom」「プログラミングゼミ」の2つのアプリを同時に起動して操作できるパソコン(カメラ付き)、またはそれぞれ個別に利用できるタブレットやスマートフォン端末が必要になる。

 申し込みは、「全国選抜小学生プログラミング大会」案内ページのフォームから。先着順で、定員に達し次第締め切る。教室に最後まで参加すると、各クラスから3人に、キーホルダー・缶バッジ・ポストカードのセットがプレゼントされる。