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「クイーン」の公式ストアは12月11日まで Tシャツ、トートバッグ、キーホルダーなどのグッズを販売中

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 メンバーたちが親日家として知られた英人気ロック・バンド「クイーン」のコンセプトストアがオープンしている。

 クイーンのフロントマンのフレディ・マーキュリーは1991年11月24日、この世を去った。それから31年後となる今年の命日、東京・原宿に公式ポップアップストア「QUEEN THE GREATEST POP-UP STORE」がオープンした。

 クイーンと日本との深い関わりに焦点を当てたこのイベントストアは、12月11日(日)まで、オルタナティブ古民家「アンノン原宿」(渋谷区神宮前)で開催中。

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 2021年から2022年にかけてロンドン・カーナビ―ストリートで開かれたクイーンのオフィシャル・ポップアップストアのスピンオフ企画で、今回が日本初上陸となった。世界的にみても、ロンドンでの開催に次ぐ2都市目の開催。

 2021年はクイーンの結成50周年だった。1975年に初の日本ツアーを行った後、定期的に日本公演を開いた同バンド。本ストアは「JAPAN LOVES QUEEN、QUEEN LOVES JAPAN」というサブタイトルがつけられており、来日した際のメンバーの写真の展示や、「和」をテーマとしたさまざまな商品の販売が行われている。

 ギタリストであるブライアン・メイは、日本のファンに向けて日本語詞を入れた「Teo Torriatte(Let us cling together)」(手をとりあって)を書きおろしたり、フレディ・マーキュリーが来日の際に、各地で日本の伝統品を収集したり、ロンドンの自宅に日本庭園を造ったという話は、よく知られている。

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 販売されている主なグッズは、「Queen The Greatest Tokyo」の文字などをデザインしたTシャツ(税込み3,960円/4,950円)、トートバッグ(同3,300円)、クリアファイル(同440円)、キーホルダー(同770円)、古川紙工別注メモパッド(同495円)。

 それに加え、日本企業とコラボレーションした「和」がテーマの商品も購入出来る。九谷焼「青郊」別注の豆皿(同1,650円)や湯飲み(同3,300円)、小田畳商会別注の畳コースター(同550円)、手ぬぐいブランド「かまわぬ」別注の風呂敷(同3,300円)など。

 同ポップアップストアの営業時間は12月10日(土)までは午前11時から午後8時まで。最終日の12月11日(日)は午前11時から午後6時までとなっている。混雑状況によっては整理券が配布されることもあるという。

 路地裏の民家をリノベーションしたアンノン原宿は、東京メトロ千代田線「明治神宮前」駅より徒歩1分、JR山手線「原宿」駅からは徒歩5分。